〜融資前に慌てないために、登記の見直しを〜
◆こんなケース、増えています
融資の直前になって、「登記の内容と現況が違う」と金融機関から指摘され、慌てて登記を依頼される方が増えています。
特に多いのが建物表題部変更登記の未実施によるトラブルです。
◆建物表題部変更登記って何?
建物の構造・用途・床面積などが変わった場合に必要な登記です。
例:
- 用途変更(居宅 → 事務所)
- 増築(床面積増加)
- リフォームで構造が変更(瓦葺 → 金属板葺など)
◆なぜ融資に関係するのか?
金融機関は登記簿の内容をもとに担保価値を判断します。
内容が現況と違うと、融資の審査が止まったり、遅れたりする原因になります。
◆よくある実例
- 一部を店舗に改装していた
- 増築したが登記はそのまま
- 屋根や外壁を変えた
これらは、登記簿と現況がズレている可能性があります。
◆後回しのリスク
- 融資が間に合わない
- 契約・売買に支障が出る
- 後々、手続きや費用が増える
◆登記が必要かどうか、まずは確認を
登記内容と現況が合っているか、土地家屋調査士に相談すればスムーズです。
◆まとめ
「融資に出す建物」の登記内容、今の状態と合っていますか?
早めの確認・登記変更で、いざという時に安心です。
気になる方は、お気軽にご相談ください。