【第1回】「市街化区域・市街化調整区域・都市計画区域外って何?」

こんにちは!

今回は、土地を購入したり農地を利用したりする際にとても大切な「区域(くいき)」について、わかりやすくお伝えします。
少し長くなりますので、2回に分けてご紹介しますね。

「区域」とは、ざっくり言うと国や市町村が「この土地はこう使いましょう」と用途を決めたエリアのこと。
どんな区域かによって使い方のルールが異なるので、事前に知っておくと安心です。

市街化区域とは?

市街化区域は、すでに人が多く住んでいて、今後も街づくりを進めていくエリアのこと。
住宅を建てたり、店舗やオフィスを構えたりするのに適しており、都市機能が整っている便利な場所です。

市街化調整区域とは?

市街化調整区域は、あまり人が住んでおらず、急速な開発を抑えるために調整されているエリアです。
この区域では、新しく家を建てたりお店を出したりするのが難しい場合が多く、開発には厳しい制限があります。

都市計画区域外とは?

都市計画区域外とは、市街化区域・市街化調整区域のいずれにも含まれない地域のこと。
自然が豊かだったり、農業などを続けているエリアが多く、地域によって規制内容も異なります。