プラス地番のお話

プラス地番という普段あまり聞くことのない言葉になりますが・・・

公図を見ると通常は一つの区画に一つの地番がついているものですが、たまに1111+1112+1113のように 複数の地番が表記されているものを見受けることがあります。これは、1111番地、1112番地、1113番地の筆界が未定であることを示しています。 プラス地番は、筆界未定地とも言いますが、土地の筆界がはっきりしていないので、 土地の売買や抵当権設定をして銀行融資を受けること等が困難になります。 売買や融資を受ける前にプラス地番(筆界未定地)を解消する必要がありますが、近隣の住民の皆さんが一体となり不動産の価値を上げるぞ!という意気込みで・・・とは言いすぎかもしれませんが、それくらい時間と労力を必要とするのも現実です。